07/09/11
逆張りの教え 第1回
株式相場は長い低迷の時期から短い急上昇の時期を終え、今は方向のはっきりしないボックス圏に入っているようです。こういった時期にはプロフェッショナルはなにをするか。 そうですね……、「勉強して時間つぶししています」。
さて、今回は逆張りについて考えましょうか。相場が上がっているときに買うのが「順張り」。逆に下がっているときに買うのが「逆張り」というわけです。普通の人なら順張りが気楽で楽しい。逆張りはへそ曲がりの人に似合いそうです。逆張りは相場の方向に逆らっているようですが、コストはドンドン下がります。つまりその次の反発時にはおおきな利益が期待できるわけです。
逆張りのタイミングはチョット難しい。大きく下げた株価は「もうそろそろいいだろう」と思い新規に買ってみたり、またナンピンしたりしますが、実は下げ過程というのはなかなかつかめないので、買ってもさらに下がってゆくケースが多いのです。つまり逆張りには辛抱が条件でしょうか。ナンピン(ドル平均法)で買い下がっても、さらに株価は下がります。そのとき「しまった早すぎたか」と思いがちですが、もう一度、さらに下がった時点で挑戦しなければなりません。
どうせ相場の天底はわからないのですから、がっかりしないで腹をくくりましょう。それより問題は銘柄です。特に新興市場株の逆張りは気をつけないといけません。たくさんのジャンク(ぼろ)株が混じっていて、下げに下げたうえ市場から消えてゆくのも少なくありません。
ということで辛抱のほかに求められるものは銘柄の品質です。一部上場の大型優良株ではそのような心配がないわけで、安心して逆張りができます。転職先の投資顧問会社で先輩に「どうやって投資を成功させていますか?」と、途中入社面接の際に聞いてみました。答えは「割安な優良株を買うだけさ」ということ。大規模資産を運用している機関投資家は、大型優良株を除いてはポートフォリオは考えられません。必然、大量の大型株を保有することになっているのです。
更新日
2007年09月11日 火曜日
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