07/09/25
インベスターズフレンドリー企業とは 第1回
「インベスターフレンドリー企業」とは言うまでもなく、投資家のことを考えてくれている企業のこと。ぼくは多少の偏見と深読みもこめて、
1.売買単位が100株
2.ホームページを持ちIR担当にアクセスできる
3.砂をつかむような事業報告書を作っていない
4.親会社の持ち株比率が50%以下
の4条件を判断の基準として取り上げたい。これらが満足に満たされていないときは、「インベスター アンフレンドリー」ということである。
ぼくら個人投資家にとって「買いやすい、売りやすい」というのはとても大事な条件。その条件を満たしてくれる企業が「真に株式上場の意味」を理解していると考える。コレという銘柄に出会って、さて調べてみると、売買単位が1,000株だったということをよく経験する。資本金も小さく、かつ発行株数も少ない銘柄が、売買単位を1,000株のままにしておくのは残念だ。ただ企業によっては、また業態(基幹産業のような消費者と直接かかわらない業種)によっては、個人投資家の参加を希望しないところもある。個人投資家を多とするかしないかは、ある程度企業の自由でもある。中には個人投資家とか外人投資家は邪魔だと思っているところもある。株式を上場するということは、世間にあまねく投資家を募るためであるから、内内で株式を持ち合うなり、また株主を主力金融機関に限定したい企業は上場しないでもいいのではないか。これまで当たり前だったメインバンク主義がそれである。東芝は子会社をどんどん上場させることで有名だが、売買単位を、1,000株から100株に改正したという話は聞いたことがない。同じ大企業でもかたや日立は100株単位で売買できる子会社がやたらと多い。
近頃有力なメディアはインターネットだ。ほとんどの企業がホームページ(HP)を持って、IRやPRの役に立てている。中にはただ漠然と「何月何日に○○を発表した」というような箇条書きのみのHPもある。深読みすれば、その企業は「よそもやっているのでうちもやるが、必要最小限の情報さえ入れておけばいい」といった「仏作って魂入れず」ということなんだろうか。優れた企業は、まず投資家の疑問、質問にあわせた見出しをつけて、クリックすれば回答できるようにしてある。社長の挨拶から始まって、会社の沿革、製品群、ネットワークなどなど。ついでに採用の窓口もしっかり記載してある。ついこの前までは個人投資家は「うるさい」投資家である。何しろ株価が下がってくると、文句を言って担当者を困らせる。だからなるべく個人投資家が直接電話をかけてこられるIR担当社員名を載せたくない。できれば部署(IR部、企画部など)の電話くらいで済ませ、グループでクレーム処理などをしたいのだ。それはそうだろう、「担当者が席を外しています」と聞いたら、投資家によっては「逃げたな」と誤解して怒るのだから。しかし中には、IR担当者の氏名を記載しているHPもある。たいしたものだ。
更新日
2007年09月25日 火曜日
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