07/12/04
税金について考える 第2回~企業の税制編~
次に企業の税制についてですが、今日では、世界比較で日本の企業が税金の重石で苦しんでいるということはありません。国際平均的な税金を払っているのですが、今回の投資の損金算入は利益の増加に接結びつくので、経営者は喜んでいましょう。どうやら税収の欲しい政府も目先は我慢して、将来の税収を当てにする、いわゆる「成長政策」を取り入れ始めたのか、と私はすこし興奮しています。またベンチャーへの税優遇もいい話です。つまり〝株式市場という窓〟から見た今回の税制改正案は「買い材料」となります。株式譲渡益への軽減税率は一年の延長に過ぎませんが、業界人はガッカリしても国としては企業収益が増えるほうがインパクトが大きくて、国としては優先材料です。株式市場では多少短期投資が制約されて長期投資に変る投資家が増えるかもしれませんが、ともかくデイトレーダーへの影響を心配する人は少数派でしょう。さて、税金を払っていない企業があります。それはは前年度に損を出した企業ですが、今年度が黒字となれば再び税金を払うので、注意しなければなりません。経常利益と純利益に差がでない決算は、本当は「純利益は経常利益の半分のはず」ということを肝に銘じましょう。
更新日
2007年12月04日 火曜日
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