07/12/18
投資のカレンダー 第1回
人間はカレンダーとともに生きています。投資のカレンダーを知ったからといって投資収益にどれほど結びつくか分かりませんが、知っていれば「自分が愚かものでなかった」という証明にはなりますね。最も基本となるのは12カ月のカレンダーです。
例をあげてみますと、12月は税金の無駄(!?)を省く月といえます。今日では日本でも採用されている「売買益マイナス売買損」のみが課税対象になるのです。アメリカでは長い間この税制が基本でした。つまり、年末が近づいて株式売買益が膨らんでいるとキャピヤルゲイン税を取られますが、12月にキャピタルロスを実現すれば、益と損が相殺されて差し引き、益だけが課税対象になるのです。
だから12月の上中旬にかけて税対策の売りが、個人はもとより機関投資家からも出てきます。ところが、25日のクリスマスにはファンドマネジャーも個人も休暇に入りますから、そのような処理は25日までに終わらせたい。ということで、「中旬には税対策の売りは出尽くすだろう」というのが、一般の捉え方です。
12月は年末だから相場は高いだろうという観測から、さらに一歩突っ込んで、税対策売り一巡の後年末から年始にかけて上がるだろうと考えたほうが現実的でしょう。
一年のうち最も値上がりするのが1月です。確か確率は75%くらいでしょう。4年間で3回は「一月は高い」ということです。ただし値上がりすれば、後は値下がりするのは市場の理、節分天井彼岸底(2月3日~3月25日)というかたちで調整が入ります。毎年そうなるということのほどではなく、先人の知恵として「そういう傾向にある」と言い伝えられているわけです。
更新日
2007年12月18日 火曜日
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