08/01/08
配当の成長に注目 前編
最近はファンドの攻勢、金融技術を駆使した資本の増殖などが市場をかく乱しています。 しかしいつの時代でもかく乱要因というか、リスクのある投資が人気になるのは、この世の定めでしょう。安定して波風の立たない金融市場などは未来永劫に来ないと思っていたほうが現実的です。しかし、投資に関する古典をひもといていますと、永久不変に続くとも思われる投資のエッセンスに出会います。それは何か。「配当の成長」です。我々はなぜ株式に投資するのか。それは投資収益をあげるためですが、どうやったら投資収益が上がるかと言えば、利益が増えている企業の株式を買うことです。その上に、利益の一部が配当として我々投資家に還元されていなければならないわけです。つまり配当を増やせるということは、利益が増やせると言うこととほぼ同義です。
無論利益が増えていても配当を増やせない借金返済とか設備増強に忙しい企業もあります。ただ我々投資家は(株価値上がり期待だけではなく)配当という目に見える現金で投資の成果を実感するのも確かです。古今優良企業といわれる上場会社は多くの場合配当を増やし続けてきました。たとえPERが一定でも(実際にそんなことはありません。PERは上がったり下がったりします)利益が増えた分、また配当が増えた分だけ株価が上昇するわけですから、配当を重視している企業の株式を購入することが、いかにオーソドックスな投資なのかはわかるでしょう。
更新日
2008年01月08日 火曜日
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