08/02/12
外国証券投資の仕方 後編
日本が誇った勤勉な労働力はいまや韓国や中国の得意技となりました。そしてベトナムやインドがその後を追っています。データによれば平成18年はインドへの投資が盛んだったと聞いていますが、なるほどと思います。もし海外投資を考えるなら、日本にはない天然資源の資源生産国への投資は合理的な考えです。無論天然資源は世界景気との関連が強く原油やプラチナのように値段が急変動することがありますが、日本から見れば一種のヘッジになっているのです。また高利回りの債券は日本にはありません。海外の債券ファンドを買う理由はやはり資源と同じです。この考え方は以前からあったものです。最近、世間ではBRICsとまとめていますが、そういうことなら中国、インド、ブラジル、ロシアがかつてのASEANのよう立場で、世界の経済上位を占める日がくるかもしれないということですね。土地、労働力、資源が豊富なのは認めますが、将来経済大国の仲間入りを果たすなら、政治や社会の仕組みが長期安定しているということが条件です。最近南アフリカランド建ての債券ファンドが売りに出ました。古い人間の私はランドが年8%以上の切り下げが無いことを祈ります。そうではなく、たとえ2年ものとはいえ、ファンドが商品価値があるということは、きっと南アフリカ共和国が近年安定してきたという証拠なのでしょう。
最後に毎月の分配を売り物にするファンドがありますが、分配金をポケットに入れて飲み食いに使ってしまってはせっかくの高分配が泣きます。手元にワールドSファンドという外債ファンドのチャートがあります。毎月40円、年にして480円の配当を支払っていますが、元本はまったくの横ばい。再投資のチャートが素晴らしい成長を示しています。歴史は語る。「分配再投資プラン」こそが、投資成果を高める手段なのです。
更新日
2008年02月12日 火曜日
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