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モバイルゲーム&SNSを核にさらに躍進、No.1ポータルを目指す
株式会社 ディー・エヌ・エー 第一回
株式会社 ディー・エヌ・エー 第一回

ディー・エヌ・エー(DeNA)は1999年3月、インターネット上のオークションサイトの
企画・運営を行うことを目的に東京都世田谷区下馬で有限会社としてスタートした。
株式会社化はその年の8月。南場智子社長は1986年4月、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。
ハーバード大学に留学してMBAを取得し、その後マッキンゼーに復職して1996年、
マッキンゼーで日本人女性として歴代3人目のパートナー(役員)に就任している。
南場社長はディー・エヌ・エー設立当時を振り返り、「長い間経営コンサルタントをしていたが、 顧客に事業企画を提案してトップのゴーサインが出ると私たちコンサルタントの使命は終わってしまう。 実は事業の醍醐味はそれから始まるのだが」と語っている。他人に事業を提案するだけでなく、 自分自身が新しい事業に挑戦したいという想いでインターネット上でのオークションサイトの開設を企画し、 オークションサイト「ビッダーズ」を1999年11月にスタートさせた。
ディー・エヌ・エー(DeNA)という社名は、遺伝子の「DNA」とeコマースの「e」を組み合わせたのもので、 「eコマースの新しい遺伝子を世の中に広めていくDNAでありたい」という願いを込めている。
同社のミッションは、「インターネットにより時空を超えて人と人がつながる世界が実現した。 私たちが目指すのは、そんな世界で今まで出会うことのなかった売り手と買い手を スムーズに結ぶeコマースのマーケットづくりだ。いろいろな人やモノとの出会いがある マーケットでの買い物は、楽しく便利で、自分らしい何かを発見する喜びに満ちた出来事。 新しい技術、媒体を駆使して、この広い宇宙に散らばるすべての人に、 一人ひとりにピッタリの理想のマーケットを届けたい。それが私たちの大きな夢」
PCによるオークションサイト「ビッターズ」からスタートしたDeNAだが、 その後の躍進ぶりは今や新しい伝説となっている。2000年7月には 「ビッターズECプラットフォーム」のサービスを開始、2001年5月には 「ビッターズECプラットフォーム」の会員数は50万人を突破、 インターネットプロバイダー各社と提携を結び、2003年9月には会員数が200万人を突破し、 現在、500万人を超えている。
その後、PCよりも携帯電話という若者に圧倒的な支持を得ている端末を縦横に活用し、 モバイル関連サービスで驚異的な成長を果たしている。
東証マザーズへの上場は会社設立6年後の05年2月に果たした。
同社グループは、現在、携帯電話オークション「モバオク」(2004年3月から開始)、 10代後半から20代前半の女性をターゲットに人気のファッション商品を販売する 携帯専用のショッピングサイト「モバコレ」、EC事業者向けの収納代行サービスを行う 「ペイジェント」、旅行代理店の「エアーリンク」など、連結子会社7社、 非連結子会社1社、持分法非適用関連会社3社で構成され、インターネットを 活用した消費者向け電子商取引(EC)の分野を中心に、以下の事業を営んでいる。
① モバイル事業: 携帯電話オークションサイト「モバオク」、アフィリエイトネットワーク 「ポケットアフィリエイト」、携帯電話専用ゲーム&SNS「モバゲータウン」の運営など② Webコマース事業: オークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」の運営など
③ ソリューション事業: EC関連のソリューションサービスの提供
④ その他事業: 旅行代理店、保険代理店サービスの提供など
現在、核となっているサービスは携帯ゲーム&SNSの「モバゲータウン」だ。
①高品質なゲームを無料で楽しめる
②携帯で最大級のSNSで、サークル、掲示板、写真・動画をアップできるブログ
③豊富なアバターを使える――などが特徴。
2006年2月から開始され、現在、1年1カ月経過したサービスだが、
会員数は2007年3月10日に400万人を突破し、驚異的な伸びを示している。
1日当たりのページビューも2007年1月時点で1億8,800万とmixiモバイル、 ヤフーモバイルを引き離し、2月には2億3,900万へと急伸ぶりは衰えない 。
さらに今年2月には初めてテレビCMを展開したが、その結果、会員数の純増は 1月の39万人から2月1カ月で74万人と跳ね上がった。また、それまでユーザーの 62%が10代だったが、わずか1カ月で20歳以上が急拡大した。見事な戦略だ。








