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株式会社.アルデプロ
―景気の回復傾向から今後金利の上昇が予想されます。一般に不動産業界には金利上昇はマイナ
スといわれていますが、いかがですか。
当社は、物件を仕入れるときに主に金融機関からの借り入れにより、購入しています。確かに、金利負担は発 生しますが、収益用物件(賃貸物件)も仕入れており、利回り商品として法人や個人に販売しています。この収 益用物件を在庫として持つことにより家賃収入が発生します。ちなみに、第19期は支払利息2億95百万円に対 して受取賃料は8億24百万円でした。このように、金利負担を上回る家賃収入の獲得により、金利上昇リスクに 強い体質となっています。
また、ディベロッパーの場合、土地を仕入れてから建物を建設し販売が終了するまで1年半から3年程度かかる といわれています。こうなると、そのプロジェクトにかかる金利負担の期間が同じく1年半から3年程度続きま す。これに対して、当社は物件を仕入れてから販売まで110日前後と圧倒的なスピードを誇ります。このため、 ディベロッパーに対して金利負担が少なくて済みます。
―マンションの耐震偽装問題が発生しましたが、この影響はいかがですか。
影響はまったくありません。当社は、仕入れの際、デューデリジェ ンスをしっかり行い、検査済証の確認、検査済証がない場合は耐震等 のチェックを行い、エンジニアリングレポートを取得するなど、安全 性を確保しております。逆に、耐震チェックで安全性が認められない 物件は、取り壊して新たに建築して販売するという手法も行います。
―平成18年年7月期は売上高が前期比約3倍、経常利益が同3.5倍と
高成長でした。これほどの高成長だと他社の参入も考えられ
ますが。
当社のビジネスモデルは他社には容易にまねできないものです。
ディベロッパーの場合、新築物件の土地仕入れ・建設・販売までマニュ
アル化されつつあります。しかし、中古不動産販売には、物件ごとの
デューデリジェンスが必要です。例えば、同じような場所にあるマン
ションでも、総戸数、管理組合の有無、構造、築年数などによりまっ
たく評価が変わってきます。この仕入れから出口戦略までのマニュア
ルがないため、参入障壁は高いと考えています。






