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株式会社オプト
―今後のインターネット広告のトレンド・オプトの注力分野をどうお考えですか?
当社は、広告代理においてシェアを拡大し続け、No.1の
座を維持していくと同時に、業界全体をリードしていきた
いという考えを持っています。その具体的な取り組みテー
マとなるのが、「モバイル」「CGM」「動画」の3分野
です。今後大きな成長が見込めるこれらの分野に対して、
オプト単体で取り組めないものについては、他社との連携
により、布石を打っていく考えです。
具体的には、昨年10月にTVCM制作大手の株式会社葵プ
ロモーションとの共同出資により、業界で初めてのインタ
ーネット動画制作の専門会社である株式会社葵オプトビジ
ュアルマーケティング(呼称A×O)を設立などしました。
―今回、初の株主配当の実施予定となりましたが
株主還元方針についてお聞かせください。
株主還元方針についてお聞かせください。
当社は設立以降より先行投資に注力するために無配を継 続してきましたが、財務状況に一定の強化が図れ、また手 元のキャッシュや資金調達力にも余裕が出てきている現状 から、1株当たり500円の配当を決定しました。また昨年 11月には初の自社株買いを行いました。これらは、より 中長期的な企業価値の向上を目指すための施策のひ とつであり、株主の皆様への還元策でもあります。この配当水 準については、今後とも継続的な成長による維持を目指し、可 能な限り向上させていく考えです。また、配当実施だけでなく、 自社株買いなどの施策も含めた株主還元を行っていきます。
―今後の展開についてお聞かせください。
現在注目している分野には、
先ほど触れた「モバイル」
「CGM」「動画」の3つがあり
ます。
モバイルは、今や最も個人に
身近なツールとして普及してお
り、GPS機能や決済機能の搭載、パケット通信料の定額制
の一般化、ワンセグの普及など、今後の急速な進化によっ
て、新たな広告メディアの展開舞台となる可能性を秘めて
います。
CGMは、大きなマーケティングのトレンドとして、広
告主主導から消費者主導の時代に移行する中で、メディア
側の情報発信ではなく、消費者側からの情報発信が購買行
動を決定する流れを生み出しています。mixiに代表される
CGMは、当社の取り扱いの中でも重点媒体としていく考
えです。
動画分野では、家庭のリビングにある大型TV画面を使
って、インターネット配信をオンデマンドで視聴できる時
代が間もなく到来します。それによって、動画広告市場が
非常に大きく拡大していくものと思われます。
さらに今後の当社が、自らの事業規模の拡大のみならず、
業界のリーディングカンパニーとしての責務を果たす上で
取り組まなくてはいけない課題は、ブランディング広告
分野へのアプローチであると考えます。日本の広告市
場6兆円のうち、およそ半分はこのブランディング広告が
占めていますが、インターネット広告においては、まだ十
分に取り込めていない領域です。市場規模を一気に倍増さ
せる可能性を持つブランディング広告分野を、当社が率先
して切り拓いていく意義は非常に大きいと思います。
こうした今後の展開においても、クライアントにおける
ROI(投資対効果)の最大化を当社の根幹となる理念
とし続けます。広告の効果を見える形で開示し、クライア
ントと共有することで、戦略~実行~検証というサイクル
に活かしていくという考え方が、ADPLANはもちろんのこ
と、当社が提供する広告関連サービス全てのベースとなっ
ています。
―投資家の皆様へのメッセージをお願いします。
インターネットは、21世紀の産業革命ツールとして、あ
らゆる業種・業態の中に入り込み、流通革命を起こし、日
本の社会に新しい価値を創造する企業を輩出していくと思
います。そうした企業をマーケティングという側面でサポ
ートしていくことが、当社のミッションです。インターネ
ット広告の市場規模は、2010年以降に1兆円に達すると
予測されています。当社には、そこまでの市場拡大をリー
ディングカンパニーとして牽引していく責務があると考え
ています。
当社は、短期的なトレンドに踊らされることなく、「王道」
経営を貫き、将来の成長に向けて着実に歩んでいくととも
に、業界に貢献できる人材育成をしていくことで、企業価
値を高めてまいります。投資家の皆様におかれましては、
当社の未来にご期待いただきながら、引き続き当社事業
へのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し
上げます。






